これぞアメリカンライフ。コリビング(Co-living)潜入レポート① シカゴ編

読者の中には、将来アメリカに住んでみたいと思っている人も多いのではないだろうか。そこで今回は、最近アメリカで広まりつつある、コリビング(Co-living)というトレンドを紹介しよう。コリビングとは、一言で言うとジムやコーワーキングスペース付きのアパートに共同で住むライフスタイルのことである。


コリビングが出てきた背景とその特徴

まず前提知識として、アメリカでの生活費は日本と比べるとかなり高いため、若者のひとり暮らしはアメリカでは一般的ではない。そんな背景から、従来は多くの若者がシェアハウスで暮らしていた。シェアハウスは、一つの家、またはアパートの一室を借りて、複数人で家賃を分けることで費用を抑える方法だ。だがシェアハウスには色々と問題があった。例えば、物件を探すために掲示板サイトを通してルームメイト候補に連絡するのが面倒だったり、そもそも赤の他人同士が共同で使うことを想定されていない物件のため、風呂が一つしかなかったり、壁が薄かったりし、住環境の質が高くない等だ。そこで、最近出てきたのがコリビングだ。

一般的なコリビングの特徴

  • 管理会社が一棟のアパートを借り切っているため、物件を探しやすいし、清掃などの管理が行き届いている
  • 家具や家電は備え付けなので、自分で揃える必要がない
  • WiFi・水道・電気等のインフラも揃っているので、自分で契約する必要がない
  • 各部屋のキッチンとリビングルームは共同利用だが、バス・トイレ及び寝室は個別で利用する
  • ジム、コーワーキングスペース、ネットワーキング用のスペースがある
  • ヨガのレッスンや、バーベキューパーティなど、定期的に住人間の交流を促すイベントが催される

どうせみんなで住むんだから、もっと快適に楽しく暮らそうというコンセプトが、ミレニアル世代に刺さっているようだ。現在では、WeWorkが運営するWeLiveCommon(General Assemblyという有名コーディングブートキャンプの創業者が創業)、Ollieなど多くのスタートアップが参入している。


コリビングの中の様子

では早速、コリビングの中を見てみよう。今回は、とあるシカゴのコリビングに潜入してみた。ちなみにシカゴは、ニューヨークやロサンゼルスといった人気都市と比べると生活費が低いかつ、アパート間のアメニティ競争が激化しているため、かなりコスパの良い生活ができる。

部屋

リビング
共用のリビング。テレビ・ソファ等は備え付け
キッチン
広々としたキッチン。食洗機やオーブンが備え付けなのも嬉しい
ベッドルーム
シンプルなベッドルーム。個人用のシャワー・トイレも完備
シカゴ
窓からはシカゴのスカイラインを一望できる

運動施設

ジム
充実したジム(もちろん365日24時間オープン)
ヨガスタジオ
ヨガやダンスのためのスタジオもある


テラス

テラス
日光浴のできるテラス
ドッグパーク
犬を遊ばせるためのドッグパークもある
バーベキュー
景色を楽しみながらバーベキューも楽しめる
焚火
夜は焚火を囲み、語らうこともできる

コミュニティキッチン

コミュニティキッチン
各部屋にもキッチンがついてるが、友人たちを呼んでパーティーができるような広いキッチンスペースも
ソファー
大きなソファーで映画をみるのも良い
ベッドとテレビ
天井にテレビが設置されているため、寝転びながらも映画を楽しめる

コワーキングスペース

コワーキングスペース
広々としたコワーキングスペース
ミーティングルーム
防音のミーティングルームもある。モニター付きなので会議も捗る
コーヒーマシン
すぐ横にコーヒーマシンもあるので、カフェに行く必要もない

駐車場・ロッカー

駐輪場
駐輪場・駐車場完備。自転車の整備をするための設備も揃っている
ロッカー
宅配用のロッカールームもある。荷物が届くとスマホに通知が来て、スマホがロッカーのキーとなるためセキュリティも万全。また、洗剤メーカーのTideと連携したクリーニングサービスも利用可能

いかがだっただろうか。このアメニティが揃って、家賃はひと月950ドル〜だ。日本(特に東京)で普段生活していると考えられない生活ではないだろうか。他にも同じような価格帯でプール付きの物件もあるという。もしアメリカに住むことになった時は、ぜひコリビングを検討してもらえればと思う。

次回、サンディエゴ編をお届けしよう。サンディエゴもシカゴのように、生活費を抑えながらアメリカンライフを満喫できるコスパ都市だ。お楽しみに!