ロサンゼルスで買えるおすすめサステナブルファッションブランド5選

アメリカの西海岸は自然と都市がうまく融合されている印象をうけるだろう。特に、人気都市のシアトル、ポートランド、サンフランシスコ、そしてロサンゼルスは大きな公園、湖、山、そして海など少し車を走らせれば簡単にアクセスできる。そんな西海岸だが、自然を愛する人々も多く、それを守るためのエコ・サステナブル、エシカルといったことが、食品にはじまりファッションでも浸透している。

筆者は、今年7月にロサンゼルスを訪問し、多くのサステナブルファッションブランドに足を運んだ。そこで、今回はまだサステナブルファッションが初めてで、買うかもわからない人に向けて、いまロサンゼルスのオシャレな人が集まるAbbot kinney(アボットキンニ−)というファッションディストリクトを中心に厳選した5つのサステナブルファッションブランドを紹介しよう。

ロサンゼルスとニューヨークの融合

まずは今回紹介するブランドの内3つがAbbot Kinneyに位置することから、どんなところなのか気になるだろう。ベニスビーチはご存知だろうか。ベニスビーチといえば筋肉、筋肉と言えばベニスビーチというところだ。そんなベニスビーチから徒歩10分程度のところに位置するのがAbbot kinneyだ。ここの雰囲気を一言で表すなら、ロサンゼルスとニューヨークのいいとこ取りだろう。ロサンゼルスを象徴する青くて大きな空から指す強い日差しとヤシの木、そしてニューヨークにあるデザイン重視でソフィスティケイテッドなリテール。ファッションだけでなく、お食事処としても一度では決して回りきれないほどに、イカした店が多い。ロサンゼルスを訪れるなら、一度は行ってほしい。筆者の言ってることがわかるはずだ。

Outerknown

Outerknown_Storefront

サステナブルを軸にしたサーフブランド。ケリー・スレーター/Kelly Slater(@kellyslater)というプロサーファーが立ち上げた。このブランドはAbbot kinneyではなく、そこから車で20分の位置にある。オフィスの一階部分をショップにしている形であった。外観もおしゃれにデザインされていて、店内に入る前には竹林がみえ、ウッド調なショップはまるで、コテージを訪れている気分にさせる。自社ホームページにもサステナブルのメニューを持つほどに、ブランドとして大切にしている。マテリアルとしては基本的にトップスはオーガニックコットン100%、デニムに関しては98%オーガニックコットン+伸縮性を出すスパンデックスが残りの2%だ。

Alternative Apparel

Alternative_Apparel_storefront

1995年に発足されたライフスタイルファッションブランド。店舗の見た目は小さくてかわいいビーチハウスみたいだが、入ると予想以上に大きい。どのようにサステナブルなのか。マテリアルに関して、十分すぎるくらいにこだわっていて、オーガニックコットン、リサイクルポリエステル、低インパクトな染め方、エコフレンドリーなパッケージを使っている。そして、工場の労働環境やフェアレーバーなどを遵守することで社会的倫理観も守っている。そんな多くのサステナブル/エシカルの項目をカバーするこのブランド、多くの人は「どうせ価格が高いんだろう」と疑うのではないだろうか。その予想を良い意味で裏切るのがAlternative Apparelだ。Tシャツは一枚10ドル代から存在し、且つ筆者が訪れた際はおかしいくらいにセールを行っていた。この価格帯は安すぎて奇妙なほどだが、今回は掘り下げずにまた別の記事でファッションの正しい価格について触れられたらと思う。

Industry of all nations

Industry_of_all_nations

どこにあるのかとGoogle mapを頼りにいくと、青の四角い看板が見えてくる。店舗はとても洗練されていて、一日中いてもいいと思えるモダンな内装だ。製造の方法にこだわり、作る人もそれに関わる人も幸せにでき、長持ちして良いクオリティのサステナブルな洋服を作っているロサンゼルスベースのブランド。Alternative Apparelと同様、マテリアルにこだわり、違いで言うと本ブランドは100%天然染をしていたり、よりこだわりがある。そして金額としても一般的なサステナブル商品と同様の金額感(少し高め)だ。現代だと大抵のことは簡単に何でも実現できてしまうから、重要になるのは何を作るかではなく、それをどのように行うかの”How”の部分を大切にすべきと考えているらしい。この記事を読んだ後に是非本ブランドのホームページにいってほしいが、かれらのビジョン、どんなブランドなのかが一瞬で見て取れると思う。補足だが、Abbot kinney店の店員は非常に自社のプロダクトに精通しているかつ可愛いので英語ができれば話してみることを強くおすすめする。製品理解も深まり、かわいい店員との距離も縮まる。Win-Winではないだろうか。

Everlane

everlane

出典:everlane.com

ラスボス的な感じでAbbot Kinney通りの最終地点に位置するのが、極端な透明性でファッション業界をディスラプトした、サンフランシスコ発の有名ブランドだ。日本の読者からすると、ファッションで知るというよりは、いま大人気のD2Cというビジネスモデルで成功をおさめた企業としての認知が高いだろう。このブランドは、ご存知かもしれないが、ファッションの価格に多くの中間業者が入ることで高騰するというところに着眼して、そこの透明性を訴求する形で消費者の心を鷲掴みした。それに加え、デザインもシンプルで、カラーも温かいカラーをうまく使い、使い勝手と金額のバランスがとれている。ひとことで表すなら、洗練されたユニクロだろうか。

Olderbrother

Olderbrother

アボットキンニーのEverlane店から徒歩で13分程歩くと、「あれ、俺はテキサスにいるのか?」とおもうような外観が広がってくる。それが見えたら、間違いなく、お目当てのオレゴンポートランド発Olderbrotherだ。日本に留学経験のあるアメリカ人が作ったブランドだからか、なにかと日本がでてくる。そのため、生地に関しての製造や原料調達の多くは日本だ。たとえば、オーガニックコットンは日本の工場 、またウールと和紙をブレンドした生地、日本の亜麻からできたリネンなどなど。また、染めの方法も現状7種類あり、その全てでサステナブルが根幹となっている。服のデザインとしては、すこしストリート目で奇抜なので、ファッション上級者の方におすすめするサステナブルブランドだ。せっかくなので本ブランドのウェブサイトも要チェックだ。デザイン的にすごいおしゃれだと感じるだろう。

いつロサンゼルスで買い物する?

いかがだっただろうか。Everlane以外のブランドで知っているブランドはいくつあっただろうか。Everlane含めて3つ以上すでに知っていたなら、相当サステナブルファッションに興味のある証拠だろう。まだ一つも知らないという読者は、今回をきっかけに、人・地球どちらもケアしているサステナブルファッションに興味を抱いていいただけたら幸いだ。単純にサステナブルファッション抜きにしても、Abbot Kinneyはオシャレで楽しい場所なので、訪問することを心からおすすめする。