ずっと知ったかぶりでいいの?ファッションとサステナビリティを極める、おすすめ入門書籍3選

今回紹介する書籍は、サステナビリティとファッションについてもっと詳しく知りたいという向学心のある読者向けに紹介するものだ。もし、まだ前回の記事を読んでない方は、是非こちらオシャレ男子必見!ファッションとサステナビリティ入門を事前に読んでおくことをおすすめする。

おすすめ入門書籍3選

アパレルサバイバル

この書籍を読めば、いまファッション業界の裏で何が起こっているのかざっくりと理解できる。また、良い点としては、海外のグローバル企業の事例だけでなく、日本のファッションの代表的サービスのケーススタディも取り入れているので想像が付きやすいだろう。また、結局なにが一番サステナブルなのだという議論でよくでてくる”地産地消”についての章もあったりと、読み応えがあると思う。サステナブルの観点だけではもちろんないので、ファッションテックや、未来のファッション業界などについても言及されているので楽しく簡単に読めてしまうこと間違いなしだ。

サーキュラー・エコノミー

こちらは、アクセンチュアストラテジーの錚々たる面々により作られた書籍だ。ご存じの方もいるかも知れないが、サーキュラー・エコノミーとは現在の大量生産・消費・廃棄のリニアエコノミーの対抗策として打ち出された新しい経済モデルの一つだ。なぜサーキュラー型(循環型)にすべきなのか、現在のリニアエコノミーの欠点を付き、それが何故起きていて、どのように変更すべきなのか、エコシステムマップや多くのビジネスモデルを提案している。筆者はこの書籍をなんども読み返すほど、読み応えのある本だと思っている。誰にでもおすすめできる良書だ。

ドーナッツ経済学

最後に紹介するのは、ドーナッツ経済学だ。こちらはケイト・ラワースという元イギリスの経済学者が書いたものだ。彼女の実体験を基に話は進められる。学生の頃どういう考えだったのか、なぜ経済学者になったのか、なぜ経済学者としてこのような新しい経済学を提唱しているのかなど詳しく書かれている。元経済学者が、今の従来の経済学・資本主義の社会に終止符をうち、ドーナッツ型でサステナブルな社会をつくるにはを本気で考えているので、説得力が違う。ここに出てくる事例等もあまり知られていないのも多いので、是非読んで理解を深めてほしいと思う。

最後に

筆者は、サーキュラー・エコノミーの本から入り、ドーナッツエコノミー、そしてアパレル特化の本を読んだが、どれから読んでいくにせよ内容が重複する部分は出てくるので、自分の考えと照らし合わせながら、じゃあどのような試作だったりアクションが最適かを考えていくとより良い。

ファッションとサステナビリティを1冊で、体系的に理解しておきたいのであれば、アパレルサバイバルだけ読むことをおすすめする。しかし、読者には全冊制覇を目指してほしい。記憶のメカニズム的にも、一度よりも複数回、ある特定の期間でインプットするだけで記憶の持ちがちがう。また、ファッションだけでなく、我々の生きている経済がそもそもただしいのかを疑い、どうすればよりよい社会がつくれるのかも考えてほしいからだ。